プロジェクトのはじまり

産地には、やる気がありあまってる農家さんたちがいる。

海ノ向こうコーヒーの産地担当である安田が、いつもお世話になっている農家さんたちの村にお邪魔したときのこと。ある農家さんが言いました。

「これまではコーヒーチェリーの収穫までに集中してきたけど、今年は自分で加工までしてみたいんだ。」

何人かの農家さんが賛同して、サンプルを作って持ってきてくれました。ちょっと荒削りだけど、どれも個性的で魅力的でした。

ブレを楽しむ。農家と一緒にコーヒーをつくる。

「とはいえ、まだ品質が安定するかもわからないし、評価はしてもらえないだろうな...」と思いつつ日本に持って帰り、珈琲焙煎所旅の音の北辺さんに飲んでもらったら、「おもしろい!」と言って、すぐにミャンマーまで一緒にきてくれました。毎日カッピングして、畑を訪問して話をきいて、サンプルもらって、焙煎して、またカッピングして。どうすれば農家さんのコーヒーの個性をひきだせるか、ストーリーをお客さんに伝えられるか。試行錯誤を続け、その場で農家さんと価格と量も相談して、購入を決めました。

小さいけどこだわりの農家と、ロースターがもっと繋がる場を。

帰り道に話しました。まずは農家さんと、ちゃんと継続的に繋がっていきたい、ということ。

また、世界各地にこんな風に熱意のある農家さんがたくさんいるけど、自分たちだけでは光を当てきれない、ということ。

彼らの個性を評価し、引き出してくれるロースターさんとがもっと繋がれる場があれば。美味しくて、ストーリー溢れる、面白いコーヒーが各地で飲めるようになるのではないかと。そんな機会をつくっていきたい!と考えるに至りました。


今年の参加農家

ドープーシュエ

ミャンマー、ユアンガンで15年コーヒー栽培を続けるベテラン女性農家さん。 無農薬でコーヒーを育て、 チェリーの熟度に強いこだわりを持っている。 大きな乾燥棚を持ち、ジーニアスや専門家と交流し、 丁寧にコーヒーを育て品質管理も徹底している。

また地域の人にも技術を共有していきたいと話す彼女が、プロジェクトのモデルとなり、地域全体の品質と意識が向上することを期待している。 farmers prideのマイクロロット第一弾として輸入。

パック=スラマット

Coming soon.

インドネシアバリ島、プラガ地域のボン村の生産者。元は大きな精製場で働いていたが、”そこでしか作れない”コーヒーを作りたいと地元に帰りコーヒーづくりをはじめた。地元でとれるフルーツでつくった秘密の天然酵母を使ったりと、日々実験ばかりを繰り返す変わり者。来年冬入荷予定。

プロジェクトへの参加方法

コーヒーを飲んでみませんか?(一般のみなさま)

まずはすでに日本に輸入している、 Farmers’ pride 参加農家さんのコーヒーを飲んでみてください。生豆でも焼豆でも、よければ一度お試しください。

■ 現在、お試しいただけるコーヒー

・ ドープーシュエ

・パックスラマット (*Coming soon)

■お問い合わせ先:珈琲焙煎所旅の音 担当:北辺

Email : tabinone2017★gmail.com / TEL 075-703-0770

※メールアドレスは★を@に変換してお送りください。

一緒に産地、行きませんか? (ロースターさま)

■ 概要

農家さんの顔が見えるマイクロロットコーヒーを、一緒に買い付けに行きませんか?ミャンマー・ユアンガンに足を運び、農園や精製場を見学、コーヒー農家さんに会いに行きます。個性溢れる農家さん各ロットのカッピングを行い、買付をおこなうロットを決定していただきます。買付を決定したいただいたロットは、選んだロースターさま専用ロットとして海ノ向こうコーヒーが輸入、みなさまへお届けします!


■ 現地買付から輸入の流れ(予定)

①1回目のカッピング、評価

②農家訪問

③2回目のカッピング

④投票、買付決定

⑤生産

⑥輸入(6月末ごろ。海ノ向こうコーヒーが代行します)

*麻袋のデザインを指定していただけます。


■ 参加条件

・Farmers’ pride projectの考え方や活動に賛同してくださる方。

・現地でカッピングを行い、品質評価をしていただける方。

・農家さんロットを300kg以上(*)購入する意志のある方。

*農家さんによっては、300kg以上の生産が難しい場合もございます。その場合は、「全量」買取とさせていただきます。


■ 開催時期

1月第2週(予定)

※詳細は随時更新します。ご興味ある方はお早めにご連絡ください。


■ お問い合わせ先: 海ノ向こうコーヒー 担当:安田

Email : umi@on-the-slope.com / TEL 075-200-9773


発起人たち

珈琲焙煎所 旅の音

京都の街外れの住宅街にひっそりとある、元美術学校の教室をリノベーションした小さな焙煎所。浅煎りから深煎りまで、焙煎士が煎り分けた、こだわりの豆がずらりと並ぶ店内。「日常を彩り、日常に馴染むコーヒー」コーヒーの焼ける甘い香りに誘われて今日もたくさんのコーヒー好きが訪れます。

海ノ向こうコーヒー

コーヒーを飲むとき、そのコーヒーが育つ海の向こうに想いを馳せてみてほしい。美しい自然、そこに住む人たちの暮らし、そしてその未来。海ノ向こうコーヒーは、各地のストーリーとともに、おいしいコーヒーをみなさんにお届けします。


お問い合わせ

■ 産地ツアーに関して: 海ノ向こうコーヒー 担当:安田

Email : umi★on-the-slope.com / TEL 075-200-9773

■ ドープーシュエのコーヒーに関して: 珈琲焙煎所旅の音 担当:北辺

Email : tabinone2017★gmail.com / TEL 075-703-0770

※メールアドレスは★を@に変換してください。